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貸借対照表の基礎

  • 2015.10.29
  • 歯科医師先生と歯科医院に関する会計と経理

はじめに

こんにちは、東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤です。

東京の歯科医師先生と歯科医院を支援する公認会計士・税理士が会計や税金、節税について解説します。

歯科医院を経営する歯科医師先生は経営者です。
経営者にとって貸借対照表、損益計算書といった決算書を見る力は欠かすことができません。

今回は、歯科医師先生が理解すべき貸借対照表の基礎について説明したいと思います。

 

損益計算書についてはこちら
損益計算書の基礎

 

 

貸借対照表

貸借対照表とは、決算日という一時点における財政状態、すなわち資金の調達先と、その調達した資金の運用状況を数字で表した表です。B/S、バランスシート(Balance Sheet)とも言われています。

 

決算日

個人事業主の歯科医院の場合は、12月31日が決算日になります。
医療法人の歯科医院の場合は、定款で定めた日が決算日になります。

 

 

貸借対照表の借方と貸方

貸借対照表は左右に分かれていて、右側を貸方、左側を借方といいます。

  • 右側の貸方は、資金をどこからどうやって調達してきたのかを表す負債と資本を示しています。自分で調達したものを負債、他人から調達したものを負債といいます。
  • 左側の借方は、調達した資金をどうやって運用しているかを表す資産を示しています。貸方で調達された資金は、借方において現金や医薬品在庫、歯科ユニットチェアなどの固定資産といった形になって運用されます。

 

借方の資産金額は、貸方の負債と資本の合計の金額と一致します。

資産 = 負債 + 資本

このように左側の借方合計と右側の貸方合計が常に一致、バランスしているためバランスシートと呼ばれるのです。

 

 

資金の流れを貸借対照表で見る

事業活動における資金の流れを貸借対照表で見てみると下図のようになります。

東京都港区の税理士法人インテグリティが作成した貸借対照表で見る資金の流れ

 

自己資本として自ら出資した資金、他人資本として銀行などからの借入として調達した資金を元手に、医薬品などを仕入れたり、歯科ユニットチェアやレセコンなどの設備投資を行ったり、従業員に給料を払ったりします。

そして患者さんに医療サービスを提供することで売上としてお金(資金)が入ってきます。
その資金から借入や利息を返済、新たな仕入れや設備投資に充当します。

このような資金の流れを事業活動として繰り返していくことで事業を続けていくことになります。

貸借対照表は、このぐるぐると回っている事業活動の特定の一時点における状況を写真で撮ったスナップショットのように表しているのです。

 

 

まとめ

貸借対照表とは、決算日における資金の運用状況を資産として左側の借方に、資金の調達先を負債と資本として右側の貸方に示している表であり、資産の金額と負債+資本の金額は常に一致しています。

 

 

おわりに

税理士を探している東京都の歯科医師先生や歯科医院・医療法人の方がいらっしゃいましたら、東京都港区にある税理士法人インテグリティにお声がけください。税金だけでなく、ビジネスやファイナンスに強い公認会計士・税理士が、歯科医院が持続的に成長するお手伝いをさせて頂きます。

最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
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東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤でした。

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